ドライアイとデジタル機器(パソコンやタブレット端末)との関係

近年、スマートフォンやゲームなど、デジタル機器の画面を長時間見ることが多くなり、目の疲れを訴える人が多くなっています。それに加え、それらの人たちにドライアイが多くいることが最近の調査で分かってきました。

 Q,なぜデジタル機器の長時間使用で目の疲れ、ドライアイになるのか。

A,パソコンモニターやテレビゲームの画面を長時間見つめ続けると、熱中するあまり、まばたきが少なくなるのです。

まばたきが少なくなると当然、目が乾き、ドライアイを引き起こしやすくなります。

 予防策としては、パソコン作業やゲームをする時には、30分程度ごと休憩をし、長時間続けないようにしてください。

まばたきが少なくなることにも注意し、意識的にまばたきをするのも効果的でしょう。

 ドライアイの症状が軽ければ、涙に近い成分の目薬を使い、涙を補充し乾燥を緩和します。

ヒドい症状には、涙の質を改善する目薬で治療をしていきます。

ドライアイチェックに該当する症状のある方、市販点眼ではなかなか改善されない方、

悪化させてしまう前に一度眼科で相談してみてはどうでしょうか。